皆様こんにちは。岩手県のまつのベジフルサポーター、野菜ソムリエ上級プロ、アンチエイジングプランナーの千田広子です。
4月に引き続き、手軽に作れるご飯もの特集です。昨今、日本人の米離れが懸念されておりますが、やっぱりご飯は美味しい!もっとお米を食べてほしい!と思っております。そこで今回は我が家でよく作っている炊き込みご飯とパエリアをご紹介します。特に好評のパエリアはご馳走感を満喫できるだけでなく忙しい時にもおすすめです。
パエリアは皆様ご存じスペインを代表する米料理ですね。ヨーロッパ第二の米どころ、バレンシア地方はパエリア発祥の地です。伝統的パエリアは想像していた豪華な海鮮を使ったものではなく、鶏肉やインゲンやトマトが沢山入ったシンプルなものでした。
本来「パエリア」はフライパンを意味します。バレンシアの市場にはパエリア用の平たい鍋がたくさん並んでいましたが小さいものは見かけませんでした。そこで我が家ではホットプレートの出番。使う具材によってバリエーションが楽しめるパエリアは、日本人なら大好きに違いありませんね。
今日は米2合を3〜4人分としております。
海鮮パエリア
有頭海老を入れなければ!アサリを入れなければ!なんてことはありません。その時に手に入るもの、冷凍のシーフードミックスでも大丈夫です。サフランがなければカレー粉やトマトケチャップでも大丈夫です。
材料
米2合(洗わないもの)
スープ(サフランの戻し汁380cc 塩小さじ2/3 コンソメキューブ1個 胡椒)
オリーブオイル大さじ2〜3
ニンニク2かけみじん切り
タマネギ1個みじん切り
中玉ミニトマト10個
ピーマン
ホタテ1パック
海老適量、
カニの爪適量
イタリアンパセリ
作り方
1、ホットプレートを250度に設定し、オイルを引きニンニク玉ねぎを炒める、玉ねぎがしんなりしたら米を洗わずに投入し炒め合わせ、米が半透明になってきたらスープを注ぎ平らにならしミニトマトと海鮮を乗せ蓋をして200度にし15分待つ。
2、ピーマンを入れ余熱で火を通すこと5分から10分、蓋を開けて水分が飛んで中心部に「おこげ」ができていれば出来上がり。
ビリヤ二風チキンパエリア
ビリヤ二は細長いバスマティ米を使ったインドのスパイシーな米料理。カレーピラフや日本の炊き込みご飯に似ていますが、その独特で複雑な作り方は真似できそうもないのでパエリアにしました。
材料
米2合(洗わないもの)
スープ(水380cc コンソメキューブ1個 塩小さじ2/3 胡椒 )
オリーブオイル大さじ2〜3
ニンニク2かけみじん切り
タマネギ1個みじん切り
中玉ミニトマト10個
鶏もも肉1枚
鶏手羽開き6本
塩コショウ
カレーパウダー大さじ1
その他スパイスいろいろ(適宜)
エリンギ
しめじ
スナップエンドウ
パプリカ(赤と黄)
盛り付け用ハーブは思い切りたくさん用意します(レタス、パセリ、チャイブ、ミント、オニオンスライス、オレンジなど)
作り方
1、鶏もも肉は大きめの一口大に切り、手羽開きとともに塩コショウ、スパイスでしっかり味をつけておく。しめじはほぐし、エリンギは食べよく切っておく。
2、ホットプレートを250度に設定し、オイルを引きニンニク玉ねぎを炒める、玉ねぎがしんなりしたら一旦プレートの端に寄せ、プレートの中心部で鶏もも肉の皮目がこんがりする程度に両面に焼き色を付け一旦端に寄せる。続けてオイルを少々足し米を洗わずに投入し先の玉ねぎ・カレー粉やスパイスと炒め合わせ、米が透明になってきたらスープを注ぎ平らにならしミニトマトとエリンギ・しめじを乗せ蓋をして200度にし15分待つ。
3、パプリカ・スナップエンドウを入れ余熱で火を通すこと5分から10分、蓋を開けて水分が飛んで中心部に「おこげ」ができていれば出来上がり。
4、皿にレタスをたっぷり盛り、よくかき混ぜたビリヤ二を盛り付けハーブをたっぷり載せていただく。
ホットプレートで作るパエリアのおすすめポイントは、米を吸水させなくても炊ける時短レシピであること、おもてなし風料理になること、子供やお客さまに炒めてもらうと体験型イベント風の楽しみを提供でき、自分自身も作業が楽になることにあります。おこげのところが美味しいのでホットプレートの機種によって温度は調整してください。
豚バラ肉と生姜を効かせたタケノコご飯
シンプルなタケノコだけのものや油揚げやシラスの入ったものも美味しいですが、たまには変わりタケノコご飯もいかがですか?タケノコと豚バラスライスと千切り生姜を甘辛く炊いたものを乗せて炊飯器で炊きました。生姜の香りで食が進みます。具材は一旦ざるにあげて水加減を決めてから上に乗せます、炊飯前は絶対かき混ぜないことがコツです!
ほたてとアサリの炊き込みご飯
本当に時間がない時、包丁要らずのお助けメニューです。ほたてとアサリのむき身を醤油・酒・みりんで煮たものを乗せて炊飯器で炊きました。具材は一旦ざるにあげて水加減を決めてから上に乗せます、炊飯前は絶対かき混ぜないことがコツです!
舞茸とクルミのおこわ
舞茸とクルミを甘辛く煮て炊飯器で炊きました。包丁要らずのお助けメニューです。具材は一旦ざるにあげて水加減を決めてから上に乗せます、炊飯前は絶対かき混ぜないことがコツです!
ステーキ用お肉と青菜のチャーハン
こちらはおまけです。特売のステーキ用のお肉を見つけたら青菜チャーハンに。少ないお肉を家族で平等に食べるためサイコロ状に切り、塩・コショウをします。青菜は最後に入れます。味付けには白だしを少々。粗びきこしょうを効かせて。ウドの時期には山菜チャーハンも美味しいですね。
今回も手軽に栄養バランス食としてご飯レシピを紹介させていただきました。何か一つでも皆様のおうちの定番メニューになっていただけたら幸いに存じます。
岩手県のまつのベジフルサポーター、野菜ソムリエ上級プロ、アンチエイジングプランナーの千田広子のレポートでした。