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みなさま、こんにちは
埼玉県のまつのベジフルサポーター、アクティブ野菜ソムリエ、スミフル認定バナナソムリエの藤田光樹です。
ここ数年、栄養豊富なことで 世界的に人気の野菜・ビーツ。日本のレストランでも、 引く手あまたとなっているそう。そんなビーツは、 6~7月の今と11月が旬!せっかくですもの、 旬のビーツを楽しんでみませんか?今回は、毎日の食卓に取り入れられる、簡単なビーツの楽しみ方をご紹介します。
ビーツ=ボルシチ のイメージが強いですが、 近年では人気野菜ということもあり、 サラダからスイーツまで さまざまなレシピがあります。最大の特徴はやっぱり 目を引くほど鮮やかな赤紫色!どんなお料理も、着色料なしで 鮮やかな赤色に染めてくれます。
このビーツの赤紫色の色素は 「ベタシアニン」という成分。ベタシアニンは ポリフェノールの一種で、 細胞の老化を防ぐ抗酸化作用があり、 アンチエイジングや生活習慣病の 予防に期待できます。また、「NO(エヌオー)」という 成分は、血液の流れを良くし、 血管自体の筋肉をしなやかに してくれる作用があり、 血栓を予防する働きがあります。
さらに、血流量を増やして 体内の酸素が効率よく使われる 手助けをする働きがあるので、 疲労回復にもつながります。その他にも、 天然のオリゴ糖や食物繊維が 含まれているので、 腸内環境を整えてくれたり、 ベタインという成分は 肝臓の機能を高める働きがあると 言われています。リン・ナトリウム・マグネシウム カルシウム・鉄・カリウムも豊富で 「食べる輸血」とも 言われているんですよ。
さて、こんな栄養満点のビーツ、 調味料の「甜菜(てんさい)糖」の 原料になっているだけあり、 ほんのり甘い!シンプルにサラダで食べるのも おいしいけれど、 「見慣れない野菜でも 気軽に家族みんなに食べてほしい」 と思い、作ったのがこちら。
■ビーツの甘煮
ビーツは皮をむいて1cm角に切ったら、量の1/5の砂糖をまぶします。 しばらくおいて、出てきた水分で、 汁けがなくなるまで煮詰めて、 仕上げにレモン汁を 少々入れたらできあがり。毎朝のヨーグルトに トッピングしていただいています。
キレイな赤色と、煮リンゴのような シャキシャキとした食感が いいアクセント。ヨーグルトのクリーミーな味と よく合います。見慣れないビーツだけど、これなら 抵抗なく家族も食べてくれました。ビーツの甘煮は、 バナナと牛乳にプラスして ピンク色のジュースにしたり、 パウンドケーキに入れたり、 いろいろアレンジ可能。冷凍もできるので、 たくさん作って長く楽しめます。
■ビーツのチップ
スライスして、軽く塩をふったら、180℃のオーブンで15分焼くだけ。そのままおやつにしても、 砕いてサラダにトッピングしても◎。毎日少しずつ、手軽に栄養満点のビーツが摂れます。ちなみに、 赤い汁がまな板についてしまうので、 切るときはキッチンペーパーなどを 数枚敷き、その上で切るといいですよ。
近年は栽培農家さんも増えてきたので 産直売り場などでも 見かけるようになりました。見た目も楽しく、美容にも健康にもいい 「新しいスーパーフード」として 注目されているビーツ、 ぜひ試してみてくださいね。
埼玉県のまつのベジフルサポーター 、アクティブ野菜ソムリエ、 スミフル認定バナナソムリエの 藤田光樹でした。