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みなさまこんにちは。千葉県のまつのベジフルサポーター、野菜ソムリエプロ、アンチエイジングフードマイスターの栗原美由紀です。
前回の栽培レポートに続きまして、今回はパッションフルーツの料理編。美味しい食べ方に加え、女性には見逃せない嬉しい美容成分をご紹介いたします。
パッションフルーツのいろいろな食べ方を楽しんでいただく前に、まずはそのままスプーンですくって食べてみてください。甘味のなかにある爽やかな酸味、そしてプチプチした種の食感。贅沢ですがこれはくせになります。もちろんそのままアイスクリームやヨーグルトにかけたり、ドリンクに入れてもいいですね。
いつもの朝食にほんのひと手間。クリームチーズにスプーンですくったパッションフルーツとハチミツを一緒に混ぜて。
厚切りトーストにのせて、たっぷりのハチミツと一緒にどうぞ。上品なパッションフルーツの香りはクリームチーズの濃厚な風味と滑らかな食感にぴったりです。朝から元気になれそうな予感。
同じくスプーンですくったパッションフルーツに、今度はお醤油2~3滴を混ぜてみます。意外な組み合わせですが、上品な香りのポン酢に早変わり。
素揚げしたお野菜にかけていただくと、爽やかな酸味とお醤油の風味がよく合います。お酢の代わりにパッションフルーツの酸味をそのまま活用して。お肉料理やお魚料理にもさっぱりとしたパッションフルーツポン酢は合いそうです。
次は、刻んだとうがらしとすりおろしにんにくを加えてタイ料理などで使われるスイートチリソースに。とうがらしのピリッとした辛みと甘酸っぱいパッションフルーツの香りと甘味、そしてにんにくの香ばしさが食欲をそそります。
オムレツに添えても。
タイ風サラダにかけても。
どちらもプチプチの種の食感がアクセントになっていて、ワクワク楽しくなります。
続いて果皮にしわのでてきたかなり熟成された実の果汁で、スパイスたっぷりのパッションフルーツのトロピカルカレーです。バナナも加えてフルーツの甘さとパッションフルーツの独特の香りが出会い、素敵なカレーができあがりました。
トッピングにはヨーグルトとパッションフルーツの果肉と種をまぜたものをのせて。適度な酸味でいつもとひと味違うカレーに大変身。気分を変えてトロピカルカレーはいかがですか。
その他、ドレッシングやペーストにしてみるのもおススメです。ドレッシングはお好みのオイルにパッションフルーツの果肉と種、塩、こしょうを加えてまぜるだけ。種がナッツのようで、食感も楽しめるサラダになります。
また、ペーストは目の細かい網などで丁寧に裏ごしします。難しい場合は、鍋で軽くあたためると果肉から種がはがれやすくなります。沸騰させて煮詰めてしまうと種の味が変わってしまうので要注意。そのあと丁寧に裏ごしします。果肉と種は熟成がすすんだものは冷凍保存も可能。果肉や種を取り出してからでも、丸ごとでもOK。追熟時間の違いで熟成の違いを味わってみるのもいいですね。
こんなに美味しくいただけるパッションフルーツですが、美味しいだけではありません。パッションフルーツに含まれる抗酸化作用が期待される「βカロテン」や女性や妊娠中の方に摂取がすすめられている「葉酸」は、フルーツの中でもトップクラス。美容のためにも毎日とりたいビタミンCやビタミンB6も豊富です。また、種の部分に含まれる「ビセアタンノール」はポリフェノールの一種で、抗酸化作用や肌の若返りが期待でき、美容業界でも注目されているそうです。
そして、なんといっても一番の魅力はその香り。甘酸っぱい独特の香りで気分がすーっと癒されます。安眠効果も期待されそうですね。寝室に置いておくだけでぐっすり眠れそうです。
このようにパッションフルーツは美味しさも栄養も素晴らしいフルーツですが、名前は聞いたことあるけれど、食べたことがないという方もたくさんいらっしゃると思います。まさにこれからが旬の時期なので、ぜひ店頭で見かけたら一度手に取ってみてください。パッションフルーツをもっと身近に感じていただけたら嬉しいです。
千葉県のまつのベジフルサポーター、野菜ソムリエプロ、アンチエイジングフードマイスターの栗原美由紀でした。