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沖縄県まつのベジフルサポーター、野菜ソムリエプロの齋藤珠美です。
日中はまだまだ夏の陽射しですが、朝夕の涼しい空気にほんの少し心地よさを感じるようになりました。
先日、この時期一番のおいしさを凝縮した「まつの幸せ野菜ボックス」が届きました。全国からの選りすぐりのみずみずしい野菜たちは一つひとつ丁寧に梱包され、いつも新鮮な状態で届きます。全16品のラインナップはワクワクするような品々です。
同梱の「まつの幸せ旬菜・旬果便り」には、野菜の情報やレシピもあるのでさっと作りたい時に参考になります。
今回の注目アイテムは茶豆。甘みや香りが濃厚で、口に含んだ時の風味がとてもよいことから人気の茶豆。
枝豆の一種で、薄皮やさやのうぶ毛が少し茶色がかっているのが特徴です。早速、お勧めの蒸し焼き調理でいただくことにしました。口の中に広がる甘く深みのある味わいに、ひとつまたひとつと手が伸びます。
茨城県産の大きくて立派なゴーヤ。その呼び名はゴーヤ、ツルレイシ、苦瓜など地方によって様々ですが、沖縄では一般的に「ゴーヤー」と語尾を伸ばします。今回は沖縄の定番料理ゴーヤーチャンプルーを作りました。ゴーヤーのビタミンCは加熱しても壊れにくく、卵や豆腐、肉などのたんぱく質とともに調理し、たっぷり栄養を摂ることで、夏バテ防止や疲労回復に効果があると言われています。苦味もほどよく中和され、食が進む定番おかずです。
沖縄の定番おかず「 ゴーヤーチャンプルー」
材料(2人分)
ゴーヤー 1/2本(200g)
島豆腐(または木綿豆腐) 150g
スパム(または豚肉三枚肉うす切り) 50g
卵 2個
塩 少々
醤油 小さじ1
かつおぶし 1パック
油 適量
作り方
(1)ゴーヤーは縦半分に切り、種をとりワタ付きのまま3ミリ程度の暑さに切る。スパムは短冊切り(豚肉は食べやすい大きさに切る)島豆腐(木綿豆腐)は手でちぎり水気をきる。
(2)フライパンに油を熱し、豆腐を入れ薄っすら焼き色がつく程度に炒め、別皿に取り出す。油を足し、スパム(豚肉)とゴーヤーを加え炒め塩を加える。
(3)火が通ったら豆腐、かつおぶし(1/2パック分)、溶卵を加え炒める。卵が好みの固さになったら、仕上げに鍋肌から醤油を回しかける。器に盛り残りのかつおぶしをふりかける。
※ゴーヤーのわたにもビタミンCが豊富。苦味も少ないのでぜひおいしく食べてくださいね。
続いて、ゴーヤーと梨を合わせて和えサラダに。ゴーヤーのほどよい苦味と、ジューシーですっきりとした梨の甘さに、大葉の爽やかさをプラスして。オリーブオイルに酢、きび糖、塩、胡椒で和えました。箸休めにもなる一品です。苦味がどうしても気になる場合は、少量の塩でしんなりさせ軽く水洗い後、水分をきってから和えてみてくださいね。
生食できるカボチャの品種、コリンキー。鮮やかな黄色は食卓も華やぎます。包丁がすっと入るほど水分が多くて果肉も柔らかいので、皮ごと食べることができます。
スライスしてサラダもおすすめ。シャキシャキっとした歯ごたえとほんのり甘い味が楽しめます。また、ピーラーで薄くひらひらにすることで動きが出て、華やかさを添えてくれます。豊富に含まれるベータカロテンの吸収をアップさせるには油と合わせた調理法で。
こちらは「コリンキーラペ」オリーブオイルに、沖縄で旬を迎えるシークヮーサー果汁を合わせ、少しのハチミツと塩コショウにパセリで和えました。
同梱のまつのベジフルサポーター井上美加さんの3分間クッキングレシピを参考に、「トマトと長いものスピード和サラダ」を作り、「KiMiDoRiミックス」を添えました。クリーンルーム並みの清潔な屋内で育ったレタスは洗わずそのまま使えて便利。何かもう一品欲しい時に、手軽に作れる3分間レシピはうれしいですね。
クリーム色に粒がそろった北海道のとうもろこし「恵味NEWイエロー」は、加熱すると鮮やかな黄色、甘味も強く柔らかな粒皮。少しのお塩を加えて炊いたとうもろこしごはんで食欲アップ!
料理が完成したところで、直径25センチ以上の大きめの皿に盛り付けます。ワンプレートに盛り付けると、いろいろ食べられるリッチ感と豪華さに加え、自分が食べる量がわかって食べすぎ防止にも。
赤・黄・緑の彩りがひとつのプレートに入っていると見た目の印象もアップ。味の交わりを避けたいものや汁気のあるものは小皿を使いましょう。
とうもろこしごはんはおにぎりに、ミョウガの甘酢漬け、茹でオクラ、お味噌汁にはつるむらさきとオクラ、食後にはジューシーで食べ応えたっぷりのスモモ「太陽」を添えて。今日もおいしくいただきます。
おやつにはこちら、「コリンキーのふるとろプリン」。ペーストにしたコリンキーを豆乳・生クリーム・砂糖を加えて、ゼラチンでふるふるに冷やし固めました。ピーラーでスライスしたコリンキーをトッピング。
和歌山県の新生姜はショウガシロップに。レモン果汁を加えることでラブリーなピンク色、水や炭酸水と割ってドリンクに。千葉県の梨「幸水」シャクっとひとくち、みずみずしくジューシーな甘さはのどを一気に潤してくれます。
夏から秋へと移り変わる9月、旬の夏野菜とこれから盛りを迎える秋野菜の両方が楽しめる季節。30度を超える厳しい残暑が続く沖縄にも、ほんの少しずつ秋の気配を感じて。
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【まつのベジタブルガーデン】
沖縄県まつのベジフルサポーター、野菜ソムリエプロの齋藤珠美でした。