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みなさま、こんにちは。
長野県のまつのベジフルサポーター
アクティブ野菜ソムリエの戸谷澄子です。
冬の根菜、ネバネバが美味しい『長芋』。長野県山形村は、とても美味しいと人気のある長芋の産地です。
こ~んなに立派な長芋
山形村は松本盆地にあり、アルプスからの風が吹き下ろす場所。昼夜の気温差が大きいのでコクがあり、粘りの強い美味しい長芋が育つといわれています。今回は、山形村産の長芋をつかったお料理をご紹介したいと思います。
長芋とサーモンのコロコロサラダ
長芋、サーモン、クリームチーズはそれぞれ1㎝の角切りにして刻んだケイパー、レモン塩、コショウで味つけします。長芋のシャキシャキ感とサーモン&チーズの濃厚ざがクセになる簡単サラダのできあがり。
コリコリ、シャキシャキ、トロトロ いろんな食感が楽しい。スライスした長芋と桃かぶを梅肉入りのタレで浅漬けにしました。梅と合わせて食べると、長芋のカルシウムや鉄といった栄養素を吸収しやすくし、さらに梅のクエン酸は疲労回復を促してくれます。
長芋特有のぬめり成分には胃の粘膜を保護してくれたり、血糖値やコレステロール値の上昇を抑えたり、高血圧の改善効果も期待できるといわれています。ただ、加熱しすぎると成分が壊れてしまうので生食がおススメです。
一方、加熱することでホクホクおいしい長芋。これも長芋料理の魅力のひとつです。
そこで・・・
長芋と蒸しダコのペペロンチーノ
オリーブオイルに、ニンニク、赤唐辛子アンチョビを入れじっくり熱し、乱切りした長芋、サッと茹でたアスパラ、蒸しダコの順で炒め、塩コショウで味を調えます。あまり火を通し過ぎず、長芋のシャキシャキ感とネバネバを残します。
続いては・・・
長芋と豚肉の味噌バター炒め
長芋と豚肉の味噌バター炒め
こんがり焼きつけた長芋に炒めた玉ねぎ、豚肉を合わせ、味噌とバターで味付けします。白いごはんがススム一品です。
長芋のチーズ焼き わさび風味
すりおろした長芋と刻んだ長芋で、だし醤油をきかせたガレットを作り、その上に、わさびマヨソース、豚バラとネギ、チーズを乗せ、オーブンで焼き、きざみ海苔を乗せました。ふわふわ、とろとろのチーズ焼き。ビールにもワインにも合います。
長芋にはカリウムが多く含まれ、摂り過ぎた塩分を体外に排泄し、動脈硬化、高血圧、糖尿病、脳卒中を予防する効果が期待できます。さらに、アミラーゼやジアスターゼ、ウレアーゼ、オキシターゼなど多くの消化酵素が消化と吸収を助けるとされています。
でも、長芋は痒くなるから苦手という人もいますよね。この痒みの原因は、長芋に含まれるシュウ酸カルシウムです。針状の小さな結晶をしているため、それが皮膚に突き刺さって痛覚を刺激し痒みを生んでいるのです。このシュウ酸カルシウムは酸に弱いので痒くなってしまったら、酢水やレモン汁で洗うと和らぎますよ。
これから本格的な寒さがやって参ります。みなさんも美味しい長芋を食べてネバネバパワーで、この冬を元気にお過ごしくださいね。
長野県まつのベジフルサポーター
アクティブ野菜ソムリエの戸谷澄子でした