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こんにちは!
沖縄県のまつのベジフルサポーター
野菜ソムリエプロ
沖縄野菜プロジェクト協同組合理事の堀基子です。
秋の味覚を代表する、きのこ。きのこといえば、紅葉が色づき始めた、ひんやりとした空気の秋の里山をイメージしませんか?ところが、亜熱帯の沖縄でも、近年、きのこ栽培が盛んになり、沖縄県内のスーパーや直売所では、様々な種類の地元産きのこが肩を並べるようになりました。
沖縄県産きのこは、椎茸は名護市、エリンギやえのき茸は今帰仁村、ぶなしめじは金武町と、沖縄本島北部での生産が多い中、黒あわび茸は、沖縄本島南部の糸満市と八重瀬町で栽培されています。
黒あわび茸は、ヒラタケ科ヒラタケ属に分類され、高温多湿の気候を好む、なんと亜熱帯性のきのこ!中国南部や台湾などで栽培されてきたものが導入され、気候風土がよく似た沖縄でも栽培されるようになりました。
ご覧の通り、椎茸よりも濃い茶褐色で、ひらたけよりも傘が大きく、とても大ぶりなきのこ。その名にふさわしく、あわびのように、コリコリと歯ごたえのある食感が黒あわび茸の最大の魅力です。
たとえば、シンプルなソテー。エリンギやえのき茸などお好みのきのこと一緒に、オリーブオイルでこんがりと焼き、レッドペッパーと塩で味を整えれば、それぞれのきのこの持ち味を思う存分に楽しめます。
オクラと一緒にさっと湯がいて、梅肉で和えても美味。和食なら、天ぷらや炊き込みご飯、汁物の具などにしても、煮崩れや縮みが少なく、美味しく仕上がることと思います。
シカクマメとともに湯がき、スライスしたパプリカを加え、オリーブオイル、ビネガー、塩こしょうだけのシンプルなドレッシングで和えたサラダも、食感が楽しい一品になりました。
あわび茸は、他のきのこと同様、低カロリーで食物繊維が豊富ですから、ダイエットにはピッタリな食材!「食欲の秋」で体重が気になる方は、ぜひ沖縄産の黒あわび茸をはじめ、今が旬のきのこを味わいながら、ダイエットに挑戦してみてはいかが?
沖縄県まつのベジフルサポ―タ―
野菜ソムリエプロの堀基子でした!