お料理やお菓子作り、ジュースや紅茶、お酒など、ちょこっとずつ使うレモン。一度カットすると、「早く使い切らなくちゃ!」と、冷蔵庫を開けるたびになんだかソワソワしてしまいます。そして、なにかと使えるのに、国産レモンの旬は限られています。「一年中使えるようにできたらいいな」と思っていたところ、たまたま知った『レモンのコンフィ』。
『たっぷりのお砂糖に、薄くスライスしたレモンを漬けて、冷蔵庫においておくと、長く楽しめますよ』とのこと。
「ほんとかな~?」と試してみたのが昨年の冬。今もしっかり保存できています。
レモンから出てきた液に、しっかり浸かっていることがポイントだそう。
このレモンコンフィのおかげで、国産レモンのない夏も、シロップとレモンを炭酸で割って、爽やかなジュースを味わったり、
レモンのシロップでジュレを作り、ミルクゼリーのトッピングにしたり、
コンフィをアクセントに使い、さらにレモンコンフィの液にラム酒を加えたシロップをたっぷりしみこませた熟成ケーキを作ったり、
いろいろ楽しむことができました。
熟成ケーキは、残暑厳しい夏の終わりに爽やかなケーキが食べたくなり、初めてチャレンジ。焼くのではなく、蒸すので、レモンのキレイな黄色もよく映え、味も見た目もまるごとレモンですね。また、子供たちが運動会の練習で毎日へとへとの時期も、このレモンコンフィとはちみつを水で薄めたものを飲んでいました。とても便利でしたよ。
レモンの酸味のもとクエン酸は、疲労回復や免疫力向上に、豊富に含まれるビタミンCは、風邪予防や美肌効果が期待できます。今回ご紹介したレモンコンフィ、国産レモンが出回るこれからの時期、よかったら試してみて下さいね。
最後に、おまけで。いつもなら捨ててしまうタネをまいてみても楽しいですよ。3年ほど前に発芽した我が家のレモン。
実るのはいつのことやら~ですが、いつか我が家でレモンを収穫して、そのレモンでコンフィを作り、一年中楽しめるようになればいいなというのがひそかな夢です。