まつのベジタブルガーデン

香川県ネバネバの秋葵(オクラ)はいかが?

まつのベジフルサポーターレポート

皆様こんにちは。
香川県のまつのベジフルサポーター、アクティブ野菜ソムリエ、ベジフルビューティセルフアドバイザー
川村章子です。

台風による被害に遭われました方々へ、衷心よりお見舞い申し上げますとともに、1日も早い復興をお祈りいたします。台風一過で、全国的に暑さがぶり返すようです。この夏は猛暑日の連続で、食欲が減った方や、水分の摂り過ぎで胃腸が弱った方が多いのではないでしょうか。そんな時に、ビタミン・ミネラルや、ネバネバでトロンと食べやすいオクラがオススメ。

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夏が旬の野菜ですが、漢字で「秋葵」と書くんですよ。オクラの実は産毛をいっぱいまとい、空に向かって成長します。10cmほどの小さめが食べ頃です。オクラの花は、綺麗なクリーム色で、朝顔のような大きな花びら。とても存在感があり、朝、紅白の花は太陽の光をいっぱい浴びて咲いては、夕方にはしぼみます。

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収穫適期を過ぎるとどんどん大きくなり、種も黒くなるとか。この豆を焙煎し、ミルにかけてドリップすると、コーヒーのように飲めるそうです。ノンカフェインだし、一度は試してみたいです。

一般的なオクラは、断面が五角形で、かわいいですね。ほかに、断面が丸いものもあり、大きめでも柔らかいのが特徴です。赤いオクラもありますが、ゆでると変色してしまうので、新鮮なものは生で食べると色を楽しめますね。

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日本で流通しているオクラは、ほとんどが緑のネットに入っています。理由は、オクラは乾燥と低温に弱く、呼吸が盛んで、鮮度を保ちにくいので、劣化予防に(黒くなりにくいように)ネットに入れて、売られてるんですね。
 産毛を取るには、板ずりする方法のほか、このネットに入れたまま、(塩はあってもなくても可)まな板の上でコロコロすると簡単。最近では、ネットではなく、そのまま電子レンジに入れて、下処理する袋もありますね。

オクラは、アオイ科トロロアオイ属に属し、原産地は、エジプトなどのアフリカ北東部。紀元前からエジプトで栽培され、18世紀にアメリカへ広まりました。日本へは明治初期に伝わり、観賞用から1960年代に家庭で食べられるようになりました。和名は「アメリカネリ」「陸蓮根」で、実は「オクラ(Okra)」は英語名なんです。

日本の流通量は、1.2万トンで、全国の40%ほどが鹿児島、30%ほどが高知で栽培されています。(2010年調べ)ちなみに、世界で消費量第1位は、インドで、635万トンも食べられているんですね。
もちろん、カレーや、スパイスを使った炒め物、オクラの素揚げなど、いろんなものに使われます。

オクラのネバネバは、胃の粘膜を保護したり、たんぱく質分解酵素として、消化を助けたり、免疫力を上げるなど、身体が喜ぶ効果が期待できます。ビタミン、ミネラルも豊富で、夏バテの体にぴったり。

オクラは鮮度が命なので、ぜひ一度に使いきってしまいましょう。そこで、オクラのお料理4品をご紹介します。

オクラたっぷり鶏つくねハンバーグ

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みじん切りのオクラと玉ねぎ、しょうが、しそと鶏ミンチ肉に少しのだししょうゆを加えてこねこね。ゆでて4等分に切ったオクラを包み丸めて、しょうゆ・みりん・砂糖で照り焼き風に絡めればできあがり。

オクラと山芋のグラタン

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オクラをグラタン皿に並べ、すりおろした山芋とたらこ、卵をまぜて流しこみ、オクラの輪切りとチーズをのせて焼けばできあがり。

山形のだし風

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オクラ、きゅうり、ナス、ミョウガ、しそ、生昆布をみじん切りにして、だししょうゆと白ごまをよく混ぜるだけ。

オクラとマグロの生春巻き

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オクラと人参、かいわれ大根、しょうゆとごま油に漬け込んだマグロを生春巻きで巻くだけ。お好みのつけダレでどうぞ 。

オクラと卵のコンソメスープ

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オクラのねばねばがスープのとろみに変わり、食欲のない時でもオススメの一品です。簡単なので、ぜひ作ってみてくださいね。

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こちらは、今月の料理教室でのオクラづくしのお料理でした。

オクラは秋が深まるにつれて、タイなどからの輸入品に切り替わっていきます。今が国産品を楽しむラストチャンス!ぜひ夏バテ解消にオクラを楽しんでください。

香川県のまつのベジフルサポーター、アクティブ野菜ソムリエ、ベジフルビューティセルフアドバイザー川村章子でした。

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