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こんにちは。
静岡県のまつのベジフルサポーター、ジュニア野菜ソムリエ、キッズ野菜ソムリエ認定講師の小櫛香穂(オグシカホ)です
8月になり夏の暑さ真っ盛り。昼間の水分補給がとまりません。そんなとき、少し冷やしたフルーツをパクッ。幸せの時間ですね。そんななかで、今日ご紹介するのは糖度は高く、多汁で甘いシャリシャリっとした爽やかな食感。そのように表現され地元で愛される「富士梨」をご紹介いたします。
まずはその栽培環境から。
静岡県東部の富士山南麓に位置する富士市北部は火山斜面地帯になり、ゆるやかな南下がりの斜面になります。海抜では海岸線0.7メートルからなんとなんと富士山9合目にあたる3,421メートルの地点までの高低差。
その中で梨の栽培が行われる平野部は富士市を流れる大きな富士川の流送土砂によって形成された沖積低地になります。まさに富士梨の箱に描かれたイラスト通り!
外箱「雄大な富士山と富士川と梨」
お話を伺ったJA職員の方によれば、この水はけのよさも「富士梨」の美味しさに繋がっているそうです。
8月上旬~下旬食べ頃を迎える「幸水」、8月下旬~9月上旬「豊水」が中心。
糖度が高く多汁で美味しいのですが、じつは・・・・この「富士梨」各農園や生産者さまによる庭先販売の形態が多く、残念ながら市場に出回ることは、ほとんどありません。その点も含め希少価値も高く人気なようです。
そんな富士梨を先日ゲット。せっかくなので「梨」づくし。どれもこれもすぐ出来ます。
「梨のシャキシャキサラダ」
今回はスライスした梨にシャキシャキっとした水菜で。
「梨の爽やかシャーベット」
梨をすりおろして蜂蜜、レモン果汁をお好みの量で。あとは冷凍庫で随時かき混ぜるだけ。
お次はスライスした梨に砂糖とレモン果汁を加え水分が出てきたら、火にかけるだけ。
薄黄色に透けた色合いが涼しげな「梨のジャム」の出来上がり。
野菜・果物には地域色があります。
この夏も故郷に帰省し、なじみの食材を食べ「あぁ~やっぱりコレコレ」。野菜果物が会話の中心になる、そんな食卓の様子を想像すると思わずニヤリ。野菜・果物って良いな~と思わずにはいられないのでした。
以上、静岡県のまつのベジフルサポーター
キッズ野菜ソムリエ認定講師
ジュニア野菜ソムリエ
小櫛香穂(おぐしかほ)でした。