こんにちは。山梨県のまつのベジフルサポーター藤原恵里です。
秋真っ盛りの山梨、稲穂が黄金色に輝き始め、稲刈りシーズンに突入しました。今年も新米が楽しみですね〜。
さて、そんな山梨県は、ブドウも最盛期を迎えていますよ!今回、松野社長の産地視察で同行させていただいた甲州市勝沼町の【(有)ぶどうばたけ】さんをご紹介させていただきます…
日本一のブドウの産地として知られる山梨県甲州市勝沼町。甲府盆地の東側に位置し、日当りがよくて、昼夜の寒暖差が大きく、水はけの良い土壌…とブドウ栽培にピッタリな環境。そのため、1300年も前からブドウ栽培が行われ、『甲州』種が誕生した地として全国に知られています。今も見渡す限り一面にブドウ棚が広がっていて、現在は収穫期の真っ只中です。
そんな勝沼町の中でも標高500mの菱山地区に位置する【(有)ぶどうばたけ】さん。「菱山ブランド」として知られる高品質のブドウを生産されています。
今月16日に伺ったら、とっても綺麗で艶やかなたくさんのブドウたちが店頭に並んでいました〜!
右から…巨峰、甲斐乙女、シャインマスカット
右がピッテロビアンコ、左はコトピー
超大粒の藤稔に…
こちらはレバノン原産の珍しい品種 バラディー
右から…ピオーネ、瀬戸ジャイアンツ、甲斐路
この瀬戸ジャイアンツは一つひとつの果実の形が特徴的。このようにほんのり茶色がかるとちょうど食べ頃だそうです。
このほかにも、ロザリオビアンコや翠峰など、全13種類が並んでいましたよ。その中には、なんとデラウェアも!
ブドウシーズンのトップバッターとして一番始めに出荷されるデラウェア。9月半ばまで店頭に並ぶことはあまりありませんが、この時期まで残してあるものは糖度が一段と高くなっているそう。試食させてもらったら、甘みをギュッと凝縮したような濃厚な味わいにビックリ!出始めの頃の甘酸っぱいデラとはまるで別物です。
そんなデラウェアを丸しぼりしたジュースもいただきました〜。
さて、三森斉代表に圃場をご案内いただくと…
太陽の光が降り注ぎ輝きを放つ美しいブドウ棚…そこには、たくさんのブドウが実り、収穫の時を待っていました…。
こちらは樹齢40年を越える甲斐路の木。
古木ですがとても立派でたくさんの実をつけていました。
こちらはマニキュアフィンガー
とっても華やかで美しいでしょう?思わず見惚れてしまいました!
三森さんはこのマニキュアフィンガーを「青リンゴ味」と表現されていました。
いろいろなブドウを試食させていただきましたが、どれも格別の味わい。ブドウ棚の下で旬の品種を味わうなんて最高の贅沢ですね!
「現地現物」を大切に、自ら日本全国の産地をまわり生産者の方々と交流している松野社長。美しいブドウたちに思わず笑顔…
「バラディーは梨味、ウインクはプラム味」ブドウの味わいを他の果物に例え、わかりやすく伝えてくださる三森さん。
「ブドウは色や形、香り、味にバラエティがあります。それがブドウの楽しさですね」と仰っていました。確かに、これほど品種の違いや個性が味や形に明確に表れている果物ってブドウの他に無いのでは…?食べ比べがこれほど面白いのもブドウの魅力なのでしょうね。
それから、【(有)ぶどうばたけ】さんでは、ブドウをジュースやワインに加工したり…
ドライフルーツにしたり、こうして様々なスタイルでその美味しさを存分に楽しむことができます。
そして最後に記念撮影!
ブドウの奥深い魅力を教えてくださった三森斉さん、かおりさんご夫妻、本当にありがとうございました!
さて、この日、私が一番気に入ったブドウは…
こちらのコトピーでした〜!シャインマスカット×甲斐乙女、山梨県で誕生したばかりの新しい品種です。パリッとした薄皮の食感とジューシーで香り高い大粒の果肉、爽やかな風味が心地良く、とっても気に入りました!
こうしてブドウを楽しめる旬の時期もあとわずか。個性あふれるブドウの世界、五感をフル活用して楽しみながらお気に入りの品種を見つけてみませんか…?