今年もリンゴが収穫期を迎え様々な品種のリレーに心躍らせる今日この頃…やはり実際に農園を訪ね、リンゴが実っている様子を見ると、ますます食欲がアップしますね!
この日は、ちょうど千秋(せんしゅう)が食べ頃を迎えていました。
1980年に秋田県で生まれた品種で東光 × ふじ 。肉質は硬めで締まっているため、歯ごたえがあります。甘みと酸味の調和のとれた香り高い味わいです。
このような深紅色が特徴の千秋。低い場所にも実っているため、子供たちでも簡単に収穫できました!
生産者の草間さんいわく、「果皮が黒っぽくなっているものが熟している証拠ですよ」
子供たちも完熟リンゴを手に、とっても嬉しそうでした!
別の場所に移動してみると…
シナノスイートがたわわに実っていました!
シナノスイートはその名の通り長野県オリジナルの品種。ふじ × つがるのいいとこどりで、ジューシーで香りも良く、甘みたっぷりのリンゴです。
真っ赤に色づいたものを選び、どんどん収穫していく子供たち。
樹上で完熟してしっかりと甘みがのったシナノスイートは、子供たちにも大人気でした!
さて、こちらは私が一番好きな品種シナノゴールド
ただ、収穫にはまだ少し早いようなので、今回は大玉は諦めて、小玉のものを少しいただいてきました。
ゴールデンデリシャス × 千秋の交配によって生まれた長野県オリジナルの品種ですが、生産者の草間さんは、「この品種は熟度を見極めるのがとても難しいんだよ。全体がしっかり黄色く色づいていれば、完熟果は最高に美味しいけれど、少しでも緑が残っていたら未熟で酸味が強くて美味しくない」と仰っていました。
確かに、木に実っている果実を見ると、しっかりと色づいているように見えて少し緑がかっていたりして、熟度の見極めがとても難しい!
でも、個性が際立つあの香り、ざっくりした独特の食感が最高のシナノゴールドは、小玉でもやっぱり美味しかったです!
そうそう、帰り際、こんなに小さくて可愛らしいリンゴをいただきました…
観賞用とのことで「食べられないだろうなぁ〜」と言われていたものの、興味本位で思い切ってかじってみたところ…やっぱりとっても渋かったです(笑)
1日1個で医者いらずといわれるリンゴ。こうして親子共々収穫を楽しんで、さらにリンゴが大好きになりました!
今しか味わえない様々な品種を食べ比べてリンゴの旬の時期をめいっぱい楽しんでみてはいかがでしょうか…?