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こんにちは。
京都府のまつのべジフルサポーター、シニア野菜ソムリエ、管理栄養士の中本絵里です。
京野菜といえば【伝統】というイメージですが、実はこんなに愛らしい京野菜も。
その名も【京かんざし】何とも京都らしい人参です。
*写真 野菜ソムリエ民野摂子
先月、野菜ソムリエコミュニティ京都主催の勉強会へ参加しました。
場所は、京都市の隣、亀岡市にある京都府農林水産センター。
京かんざしについて教えていただきました。この京かんざしは金時人参を早どりしたものですが、ただ早く収穫しただけではない優れものの人参。根が小さくても、色づきがよく葉も毛が少なく美味しく茎まで柔らかく食べることができるように研究されました。
*写真 野菜ソムリエ 民野摂子
人参が赤く色づくには、温度管理が大変だそうです。夏場はハウスを遮光して地温が上がらないように 工夫されることもあるそう。
また、出荷時に冷たい水につけて、発色をよくすることもあるとか。
そんな苦労からできた京かんざしだからこそ葉も根も美味しいのでしょうね。一般の人参も最近は葉つきの物も見かけます。風味も葉もしっかりしていて大好きです。
ただ、葉を食べようとすると、毛が多く食感が悪かったり、茎が固くて食べにくいことも。また、葉を食べるために水耕栽培されたものは大変柔らかく美味しいのですが、加熱するには、柔らかすぎるかも。そんな人参の葉まで美味しく食べることができるのがこの京かんざし。
人参を「葉」で選ぶという新しい楽しみ方 是非いちどお試しください。
私は、おじゃこと合わせてふりかけに。
残ったふりかけと根をあえて簡単パスタに。
皆様は、どのように召し上がりますか?
京都府のまつのべジフルサポーター、シニア野菜ソムリエ、管理栄養士の中本絵里でした。