古原和哉代表に
圃場を案内していただくと…
収穫できなかったレタスが
畑で朽ちている様子を目にしました。
こちらのサニーレタスは、
出荷前日に雹にやられてしまい
収穫できなかったそうです。
こちらのレタスは
外葉が枯れてしまっていますが
少しずつ回復してきたようです。
でも、ここのところの日照不足で
大きく生長してくれません。
「自信をもって出荷できるような
ちゃんとしたレタスにはならないだろう」
とのこと。
こちら、一見、普通のサニーレタスのようですが…
実際に収穫してみると、
外葉が枯れてしまっています。
雹が当たった部分が
変色してしまっています。
枯れた葉を取り除くと、
大きさは3分の1程に…
それから、こちらは白菜の畑。
雹による葉の穴あきが目立ちます。
まだこのように中が巻いているものは
外葉を取り除いて、
加工業者などに出荷できますが…
雹が降った面積は150町歩にも及ぶそうです。
1反歩でおよそ450ケースの
レタスが収穫できるので、
その150倍ものレタスがダメージを受けました。
この先、天候が回復すれば、
定植した苗が成長して
品質の良いレタスを収穫できる
可能性もありますが、
昨日も薄曇りで陽射しが少なく、
気温も18度くらいで
9月初めとは思えないくらいの涼しさ。
もうしばらくは快晴は見込めないようで
生産者の方々も頭を抱える日々…
それでも、生産者さんは、
少しでも良いレタスを
できるだけ多くの方々に届けるべく
今日も畑に立って作業しています。
レタスが朽ち果てている様子は
野菜が大好きな私にとって
とてもショッキングな光景で、
ただただ涙があふれるばかりでした…
愛情込めてレタスを育ててきた
生産者さんのお気持ちを思うと
胸が痛むばかりです。
そして、自然を相手にしている
農業の大変さや厳しさを
改めて実感致しました。
こうした産地の状況を
ご理解いただきますよう
よろしくお願い致します。