イタドリはタデ科の植物で、日本の全国の日当たりの良いところに生えます。しかしこれを食べるのは、高知県と他の限られた地域しか無いと言われているんです。この頃は、近隣の愛媛県などでも食べる地域があるようですが、私は高知県に来て初めてイタドリに遭遇しました。
「子供の時はイタドリをかじりながら学校に行ったよ」とみんなが言います。手で折るとポキっという音がして気持ちがいいです! 皮をむいてかじってみると、、「すっぱーい!」よくこんなものを子供がかじるもんだとびっくりしてしまいます。塩をつけて食べるのがいいそうですが慣れない私にはハードルが高い〜笑
一般的な食べ方はきんぴらや煮付け。
少し日に干すか熱湯をかけてから皮を丁寧にむいていきます。皮をむくと中はきれいな緑色です。それをフライパンで炒めて醤油と砂糖で味付けします。ごま油も風味が合いますね。
食感はシャキシャキしてメンマに近いと言ったら良いでしょうか。食べ始めたら箸が止まりません!
4月になるといたるところでビニール袋を持ったおばちゃん達を見かけますが、 みんな秘密の縄張りがあるようで、「おばちゃんどこで採ってきたの?」と聞いても教えてくれないんです〜。おばちゃん達はどっさりイタドリを集めて、1年分のストックを作るそうです。