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皆さまこんにちは
石川県のまつのベジフルサポーター 野菜ソムリエプロの本田智世です。
三方を海に囲まれた能登半島は夏が涼しい海洋性気候
半島全体に地域の人たちが守り続けた
「能登の里山・里海」は2011年6月
「トキと共生する佐渡の里山」と共に日本で最初に
世界農業遺産に認定された地域です。
この地域で生産されている「能登伝統野菜」とは…
能登の伝統食などに育まれ、概ね30年以上栽培してきた
歴史をもつ優れた特徴・品質で能登を代表する野菜をいいます。
「金糸瓜」は茹でると金の糸状にほぐれるのが名前の由来。
「そうめんかぼちゃ」ともよばれています。
中能登地域で昔から好んで食べられ
「報恩講」などの仏事料理として自然と調和した暮らしが根付いています。
能登島で「金糸瓜」をはじめ能登伝統野菜や加工品を作っている。
パワーあふれる生き活き工房「ねねの会」の皆さんにお話を伺いました。
能登伝統野菜の「金糸瓜」は6角形で角がくっきりしているものが繊維がしっかりしていて歯ごたえがあり、2~2.5㎏くらいのものが一番美味しいそうです。
種も選別してより良いものを残しています。
GWに植えて収穫は7月中旬から8月頃。
お盆までに出荷できると1番いいんだけどね。とおっしゃっていました。
能登は赤土の畑がいい!
水分も栄養もたくさん含んでいますが傾斜した畑なので
排水もちょうど良くなるそうです。
酢の物で食べることの多い「金糸瓜」春雨と和えてみました。
パスタのようにペペロンチーノとトマトソースで
そして、同じ能登島の注目若手農家グループの一員で
家族で農業に勤しむ皆川さんの「姫冬瓜」の圃場を
見学させていただきました。
「能登はやさしや土までも」生産者の皆川さん
空中栽培の「姫冬瓜」
一つ1㎏ほどの「姫冬瓜」は今、とても人気があるそうです。
色鮮やかで、とげのある瑞々しい「姫冬瓜」は水洗いし とげを落として出荷されます。
だし汁で煮たりあんかけで食べると味がよくしみて美味しいですが
全国のまつのベジフルサポーターの皆さんのアイデアを参考に
「カレー風味の麻婆冬瓜」
姫冬瓜とミニトマトをコンポートにしてデザートに
「金糸瓜」「姫冬瓜」は和食はもちろん
どんなお料理にもアレンジできると喜ばれています。
熱中症対策にも効果を発揮してくれそうですね。
今年の夏はぜひ能登の
「金糸瓜」 「姫冬瓜」
召し上がってみてください!
石川県のまつのベジフルサポーター 野菜ソムリエプロの本田智世でした。