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皆さまこんにちは
石川県のまつのベジフルサポーター 野菜ソムリエプロの本田智世です。
津幡町池ヶ原地区で50年以上前から 作られてきた、とても希少な紫インゲンの乾燥豆『いけなら紫』
直径およそ5㎜で鮮やかな紫色と 軟らかい皮が特徴です。
知名度はまだ低いのですが、見た目はとても上品。
インゲン豆だから、お料理の幅も広くお菓子にも加工できます。
人気になること間違いなし!
機能性成分の紫色の色素、ポリフェノールにも注目し河北郡の「もてなし食材」として売り出したいとJA石川かほくの皆さんが総力をあげてPRに取り組んでいます。
栽培が難しく、現在は生産者さん23軒。
昨年の収穫量は約55㎏と少なめですが3年後には、生産者を増やし生産量を10倍にする計画です。
加工する際、紫色の色素が抜け落ちる特徴があるため研究中だそうです。
地元菓子店も「まんじゅう」「ぜんざい」「おこわ」等にし商品化に向けて
頑張っています。
またペースト作りにも動いているそうです。
皮がとても軟らかく、くさみも少なく黒砂糖を思わせる甘さがあります。
収穫量が少ないためまだ非売品の貴重な『いけなら紫』を分けて下さいました。
圧力鍋ですぐに軟らかくなりました。おこわにすると相性抜群です。
煮豆も風味は金時豆のよう。
皮が軟らかく、とても食べやすく美味しいです。
甘めの味付けがとても合います。
デザートにピッタリだと思いました。
熱心にお話を聞かせてくださったJA石川かほくの山本様ありがとうございました。
その地域ならではの品種みんなで盛り上げていきたいですね!
石川県のまつのベジフルサポーター 野菜ソムリエプロの本田智世でした。