皆さまこんにちは
石川県のまつのベジフルサポーター　野菜ソムリエプロの本田智世です。
 
加賀野菜15品目の1つ 
『打木赤皮甘栗かぼちゃ（うつぎあかがわあまくりかぼちゃ）』 は今、最盛期を迎えています。

先日、県外から視察に来られた野菜ソムリエさん達と露地栽培専門でしている西野さんの圃場を見学させていただきました。

この橙赤色かわいいでしょう～

  1つ1.5㎏前後で、甘くしっとりした味わいが特徴です。
栗のような形が愛らしいその姿は加賀野菜のイメージキャラクター「ベジタン」としても親しまれています。

福島県から西洋種の会津栗を導入したのが始まりで、時期は極早生。
5月上旬～8月中旬をピークに10月下旬までで約18,000玉出荷する予定です。

実ができてくると台の上に乗せ風や光をまんべんなく取り入れ、裏も表もきれいな橙赤色が付くようにします。

西野さんは40年以上前から栽培していますが、一時期、生産者が西野さん
だけになった事もあるのだとか。

金沢市農産物ブランド協会の後押しと打木赤皮甘栗かぼちゃ自身の 果肉が厚く、甘く、彩も良い事が評価されて市場のひきあいも多くなり 徐々に栽培面積が増えてきたそうです。

かぼちゃが色が付いて2～3週間したら、１番良いものに印をして種をとり風通しの良いところで保存して来年、その種を蒔きます。

皮がとても薄いのに煮崩れしにくいのでみそ汁にもいいよ～
煮物はもちろん、きんぴらや炊込みご飯、天ぷら
 レンジでチンしてもトースターで焼いても美味しいよ～と
皆さんに教えていただきました。

皮ごと使った「打木赤皮甘栗かぼちゃのポタージュ」

打木赤皮甘栗かぼちゃ、へた紫なす加賀太きゅうり、トマトやたまねぎで
「加賀野菜のラタトゥイユ」

西野さんご夫妻の愛情をいっぱいに受けて育った打木赤皮甘栗かぼちゃの愛らしい圃場を笑い声の絶えない素敵な野菜ソムリエさん達と楽しく勉強させていただきました。
皆さまありがとうございました。

石川県のまつのベジフルサポーター　野菜ソムリエプロの本田智世でした。