京都の伝統野菜『賀茂なす』は夏の京野菜の代表格伝統野菜として有名です。

丸ナスの一種ですが、ヘタが三片であることが特徴。
大きく丸々と育ち、鮮度のよいものは皮の光沢が美しく、見たにも栄える野菜です。
（大きいものは直径15ｃｍ、重さ1キロ程にもなるとか。）
皮が柔らかくて、肉質が緻密で弾力があります。
そのため煮炊きしても形が崩れにくい上、油の吸収も少なくて　時間がたってもべたつかないので田楽や煮物などの料理によくあいます。
京都での一般的な食べ方は田楽だそうですが浅漬けなどにしても美味しいです。
また、煮れば実がトロッとしてまろやかで美味しいです。
6月半ばから8月上旬あたりが賀茂なすの旬。
なすの女王とも言われる賀茂なすをぜひ御賞味ください。