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2013年 7月 29日 (月)

生ラズベリーの流通のために…【SUN・ラズベリー明野】

by ジュニア野菜ソムリエERI


先日、子供たちと
【SUN・ラズベリー明野】さんに
お邪魔した時のこと…



収穫の様子を見せていただきました!



1つひとつ丁寧に
手作業で収穫していくのですね。







ラズベリーは果実が柔らかく、
収穫後の劣化が早いので、
生のままの流通が難しいフルーツです。

特にラズベリーの芯のような
果托(かたく)といわれる部分を取ってしまうと、
すぐに潰れて果汁が出てしまいます。

そのため、芯の部分をつけたままでの
収穫作業の効率化を図ろうと、
こんなハサミが開発されました!





芯を残して茎をカットし、
手で触れることなく、
ハサミでつまんだまま収穫できます!




芯の部分を残しておくと、
手で持ってもしっかりしていて、
すぐに潰れてしまうことはありません。



これなら生のままでの流通も可能ですね。


また、今年は遠方への発送用として、
こんな箱をつくったそうです。



綺麗に並んだラズベリーたち。



実は、これは収穫後1週間が経過したもの。
ちょっと色が悪くなったり、
カビが生えている部分がありますが、
ドライアイスや炭酸ガスを使って、
日持ちを良くする実験を行った結果なのです。


収穫後の鮮度を保ち、
生のラズベリーを流通させたいと、
生産者さんたちは試行錯誤を重ねています。


北杜市産の良質なラズベリーが
生食用として全国に流通することを
私も心から祈るばかりです…





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