2013年 8月 15日 (木)
野菜の状況につきまして
by 商品部
全国的に史上最高気温を更新し、
40℃の最高気温を3日連続で記録するなど、
異常なまでの 「猛暑」に見舞われている日本列島。
天気予報で見る日本列島は、連日こんな感じで 真っ赤か↓
そんな中、今年の5月末からの2ヶ月半で、熱中症で病院に
搬送された人は 全国で4万人近くにも上り、去年の同じ時期
より 30%近く増えており、東京都内だけでも梅雨明けから
8月現在までの間で熱中症による死亡者は100人を越えたそうです。
野菜はほとんどがハウスなどの施設で作られています。
気温が 30℃の場合、 換気をしていてもハウスの中は
40℃を越える暑さになってしまいます。
野菜にはそれぞれ 生育の限界気温というのがあるのですが、
ほうれん草・大根、白菜、レタスなどは・・25℃
トマト・茄子・きゅうり・・・・・・・・35℃
等、となっており、現在の気温と比較すると野菜の
育つ環境が限界温度を越えてしまっていることが分かります...。
また、暑さに加え、暖められて湿った空気がもたらす
局所的な 集中豪雨は 洪水や 土砂災害などを起しており、
6月8日から8月9日にかけて中国地方や東北地方の 豪雨被害は、
激甚災害に指定されるなど、甚大な被害が出ております。
日本各地の異常な事態、
このような過酷な状況下で育った野菜は、
とても弱く通常期の品質、状態を満たせない状況にあります。
また、 通常期に比べ非常に棚もちが悪くなっております。
異常な暑さの外気の中、トラックからお店までの短い時間でも
温度変化が起こり品質低下に繋がる可能性もございます。
この為、お店に届いた商品は速やかに冷蔵庫や冷暗所など涼しい
場所に 保管して頂けますようご協力お願い申し上げます。
また、歩留まりの低下や、若干の傷みなどにつきましては
皆様の寛大なご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。
|