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2011年 5月 26日 (木)

レタスの絨毯広がる景色【群馬県倉渕村:はぐくみ有機部会】

by ちゃーりー

こちらは、群馬県高崎市倉渕村。



緑と赤のコントラスト、まるで絨毯を敷き詰めたような風景。
「はぐくみ有機部会」中沢さんの圃場です。

「はぐくみ」の由来は
榛名・群馬・倉渕・美里の頭文字を取ったものだそうです。
もちろん自然をはぐくむという意味でもあります。



今は収穫が始まり大忙し!
葉物野菜を中心に、グリーンリーフ、サニーレタス、ロメインレタス
フリルレタス、玉レタス、ピンクロッサ、キャベツ・・・

有機質肥料のみを使用し、化学肥料を使わない野菜作りを
自家製堆肥を使用して、土づくりから行っています。


圃場には「玉レタス」と「リーフレタス」が並べて栽培されていますが、
農薬不使用だからこそできる栽培方法。
農薬の種類、濃度、回数など異なるため
通常だと並べての栽培はできないのだそうです。

絨毯のように広がる圃場風景は
こだわりと努力によって創り上げられたものだったのですね。



生産者の中沢良一さん
有機に最も近い形を目指して極力農薬、
化学肥料の使用を避け、味にこだわって行きたいと 熱く語っていただきました。

農業を真剣に語る眼差しと柔らかい人柄が印象的でした。



育っていくとこんな風になるんだよ
と見せてくれたのは・・・??!!

これ「サニーレタス」なんです!

私たちが通常食べるのは、子供のサニーレタス
どんどん育って大人になると・・・こんなに大きくなっちゃいました!

よく「抽苔」とか「とうだち」と言いますが
こんなに大きく育つのですね。
しっかり花の蕾もついています。

丸ごとサラダに出来たら満腹だなあ・・・なんて思いましたが
子孫を残すための準備を始めたサニーレタスは
葉がかたくなって苦味が出てきてしまうので食べるのには向かないようです・・・残念。

こんなに大きくなる可能性がある野菜を小さいうちにいただいていたんですね。

「命を分けてもらって生きてるんだ」

そう感じた瞬間でした。

今年も育ってくれてありがとう!


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