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2011年 12月 26日 (月)

今週の果物ニュース

by 野菜ソムリエyoko



☆バナナ☆




2月中旬にフィリピンのミンダナオ島を横断した台風21号。大規模な被害が報告されています。バナナに関しては、島北部に進路がそれたため、日本向け園地に直接の影響はおよびませんでした。ただ、今後の配船や中国の旧正月が1/23と早いこともあって、年明けから入荷減・価格アップは濃厚です。
春の需要期に向け、週を追うごとに値上げの気配・・・。
雨による軸腐れなど品質の問題も心配です。



☆グレープフルーツ☆




年末年始の輸入シトラスの中心は、カクテルフルーツ(マンダリンオレンジ×ポメロ)で決まり!出始めならではの、グレープフルーツを思わせるフレッシュな香りと、オレンジに似た甘い果肉とが見事にマッチ。季節が進むにつれ果皮は深い緑色から黄色に変わりますが、緑色が残っているぐらいが甘さと酸のバランスが取れていて本当に美味しいです。中心サイズは15玉、16玉(1段箱)。種が少し気になりますが、皮が薄く可食部が多いのがうれしいオススメフルーツです。
メロゴールドは大玉(23玉以上)を除いて潤沢
本来の味を求めるなら年明けまでお待ちいただく事をお勧めします。

☆マンゴー☆



☆オーストラリア産マンゴ☆

1月下旬にはより赤みが強いマチルバ種に移行。
若干スジッぽいですが味わいは濃厚です。


☆ペルー産マンゴ☆

年明けから徐々に、ふっくら丸みを帯びたフルーツが増えてきます。ただ今シーズンは生育期の低温が顕著。大幅な生産減と高騰が予想されています。見た目・食味とも魅力的なアップルマンゴ(ケント種)なだけに残念でなりません。
今後の状況把握に努めてまいります。


☆フィリピン産マンゴ☆

主産地がセブ島で、台風の被害はほとんどありません。順調に入荷します。



☆ハネデューメロン☆



果皮のヤケ、果肉のガリガリ感、味の薄さで敬遠されているメキシコ北部産。少しづつメキシコ南部産に切り替わります。メロンの影の王様、どんどんカットしてください!


☆NZ産チェリー☆



強い甘みでプリプリの食感、一度食べたら忘れられないレーニア系がお目見えします。
基本は直径28ミリ。30ミリのスーパージャンボも入荷しますので、ご興味がある方は、ご予約ください。


☆カリフォルニア産ブドウ☆



オータムキング(緑皮)とオータムロイヤル(黒皮)は年内で終売。粒の軟化など傷みが散見されるスカーレットロイヤル(赤皮)はパックで継続しますが、品質次第です。レッドグローブは1月末まで。
トンプソン(緑皮)は早ければ1月中旬にもチリ産がスタートします。




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