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2009年 8月 2日 (日)

ゲレンデが溶ける季節に 〜長野菅平農場〜

by ちゃーりー

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山の上の方にもみえる
白いマルチ
以前は、黒いマルチ
だったそうです
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上の写真で白く見える
山の中腹まで登ってきました
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スキーリフトの周りに畑!
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中曽根社長
カッコよく決めてくれました
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巨大トラクターで散布
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広大なレタス畑
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シナノビーナス
麗しき味と姿
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さあ、召し上がれ!
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冬はプロのスキー選手
なんですって!
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輝くキャベツ
夏場のレタス大産地、長野に行ってまいりました。
今回訪れたのは、菅平高原。

菅平は、標高1300m
一番高いところは 1500m もあります。
レタスの大産地である 長野川上も同じくらいの標高
避暑地やスポーツの合宿場として有名ですが、
野菜は、元々人参の大産地であったそうです。

そこに、1988年
まつのが 自社農場と、集荷センターを開設し、
レタスの生産を始めて 20年余り
いわば、「まつの産直 出発の地」でもある 
思い入れ深い産地です。

一番上の写真を見て下さい。
山の上の方まで、
白いマルチかかっているのが見えますか?
以前は、標高高く温度低い山の中腹は「黒い」マルチ
標高の低いところが「白い」マルチだったのですが、
年々「黒い」マルチは少なくなっていき
菅平もほとんど白いマルチになったそうです。
これも温暖化の影響でしょうか・・・

白く見えた山の中腹まで登ってきました。
ここもまつのの農場。
山のふもとまで見渡せる高さ 
心地よい風が吹いてきます。
今は、キャベツの苗を植えたところでした。

3つ目の写真の大きな建物、何かお分かりですか?
そう、リフト。
それも一番上の折り返し地点

雪が降る季節 
真白になったレタス達のふるさとは
スキー場になります

スキーを滑ることができるくらいですからかなり急斜面
機械で土を耕したり、マルチを張ったりするのですが、
まっすぐ進むことが難しく非常に苦労するんだとか。

菅平には、自社農場の他にも
契約農場である「中曽根農場」があります。
お客様に美味しい野菜を食べてもらうため、
試行錯誤の中、
まつのと一緒にいろんな年を乗り越えてきてくれた 
頼もしい先輩であり、パートナーであります。

レタス・サニーレタス・グリーンリーフ を中心に
キャベツ・ブロッコリー・
はくさい・パセリ・とうもろこし等・・・
様々な野菜を作っています。

中曽根社長は
こだわった栽培方法や
毎年新しい作物にチャレンジされており、
昨年作った 
白いとうもろこし「ピュアホワイト」は大好評!
冬は マタギ(猟師さん!)として、
熊やイノシシを獲っているという
バイタリティーあふれる方です。

中曽根農場は 70名ほどが働く大きな農場
農業法人ではない個人経営の農場で、
これだけ大きな規模に生産をされている所は少なく
全国でも有数の個人農場です。

訪れた時は、
ちょうど 畑に肥料を散布しているところでした。
キャタピラ付きの巨大トラクターから伸びたパイプから
肥料や薬を混ぜた液が万遍なく散布されていきます。
中曽根農場では、
出来る限り化学肥料・農薬を使わないよう
「アミノ有機肥料」により 土づくりをしています。
「アミノ有機肥料」 とは
鶏糞を原料として、バイオ酵素を用いた発酵により 
アミノ酸まで分解された有機質肥料だそうで、
化学肥料の使用を大幅に減らすことができるうえ、
野菜のうまみが増すのだそうです。

朝方の雨を受けた 菅平のレタス
このレタスは まだ試験で作ったもののため
商品としての名前が付いていません。
「シナノビーナス」 と名づけられる予定だとか。 
美しくていい響きですよね!

うまいレタスの食べ方 ご存じですか?
おしり部分に親指を入れて、
勢いよく半分に割って さあどうぞ!
味の濃い、中心部分をぜいたくに味見。
これぞ、まつの流!

中曽根農場で生産に従事している方は
様々な経歴の持ち主
日本体育大学の先生だった人
美術大学出身の人
冬の顔は プロのスキー選手の人も!

合宿などで訪れて 菅平に惚れ込み、
農場で働くことを決めた人も多いんだそう。
その気持ち、訪れてみて分かる気がしました・・・ 
東京に帰りたくなくなりました、私。 

そんな菅平の大地を愛する人達が作った 
瑞々しいレタスやキャベツ達

美味しさ 鮮度を保って お客様へお届けするため
集荷センターの真空予冷機で 
中心部まで冷やした後、
チルド車でまつのセンターまで届けられます。


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